もしも、運転代行の業者が事故を起こせばどうなるの?

運転代行の事故

「運転代行を頼んでみたいけど、業者が事故したらどうなるんやろ」

「もしものときの補償ってどうなってるん?」

あなたが運転代行をはじめて利用するとき、こんな不安が頭を過ぎったことはありませんか?運転代行業者がお客様の車で事故を起こした場合、基本的には運転代行業者が加入する自動車保険を使って、運転代行業者が事故の補償を行います。でも、補償内容は運転代行業者によって、千差万別ですので、しっかりと「もしもの事故」に備えた運転代行業者選びが必要です。

運転代行が事故を起こしたら

運転代行時に事故が起きた場合、その事故の補償は、運転代行業者が加入している保険によって行われます。何故なら、法律によって、運転代行業者には保険の加入が義務付けられているからです。

ただし、運転代行が事故を起こした場合、お客様が任意加入されている自動車保険は対象外となります。たとえ、お客様がどれだけ手厚い補償に加入されていたとしても、その保険を使うことはできません。

運転代行業者が加入する保険の最低補償額

それでは、運転代行業者が加入する保険では事故のとき、どれぐらいの補償がなされるのでしょうか。運転代行業者が加入する保険の最低補償額は以下のように法律で規定されています。

損害賠償措置は、利用者の自動車を運転中に事故を起こした場合の損害に対する賠償措置としての保険の締結であり、国土交通省の規則等により、対人8,000万円 ・対物200万円・車両保険200万円(平成20年10月1日から代行運転自動車の車両保険義務化)を最低補償額として満たしていなければなりません。

警視庁「自動車運転代行業の認定等」(検索日:2016年3月17日)

[http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/daiko/2tetuzuki/daiko_tetuzuki.htm]

運転代行の業者選びは慎重に

運転代行業者を選ぶときは、その業者が加入する自動車保険の補償額についても、調べるようにしましょう。何故ならば、事故の損害額が運転代行業者の加入している保険の補償額を超えている場合、その不足分はお客様の負担になってしまう可能性があるからです。

例えば、運転代行が対人事故を起こした事故で1億円の損害補償を求められたとします。しかし、運転代行業者が法律による最低限の保険にしか入ってなかった場合、対人補償は8000万円までの補償となりますので、残りの2000万円は補償されません。

その場合、運転代行業者かお客様が2000万円を負担することになりますが、運転代行業者に支払い能力がなく、お客様負担になってしまう事例も残念ながら少なくないと聞きます。常連のお客様から伺った話ですが、事故を起こした運転代行業者が、その場から走って逃げて、その後、ぱったりと連絡をとれなくなったこともあったそうです。そのときは警察や弁護士の介入でなんとか事なきを得たとのことですが、同じ運転代行業者として、こんなことは本当にあってはならないことだと思います。

運転代行を選ぶときは、事故の際の補償もチェック

「ネットで調べて、最初にでてきたから」

「A社よりB社のほうが安いから」

運転代行を「なんとなく」や料金のみでお選びになるお客様は少なくありません。でも、お客様の大切なお車をお預かりする運転代行だからこそ、もしもの事故にも対応できる運転代行業者をお選びいただければと思います。

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